今日の宇和島の方言は「せせる」です!
久々に「村田蔵六とフォークを語ろう」の蔵六さんより 「せせる」もあるで〜!とFacebookよりコメントを頂きました。
「せせる」は、ごぞんじですか?
「せせる」の意味は、「(せつく)と同意語でつつく」を意味するそうです。
蝶に「いちもんじせせり」という蝶がいてこの名前の語源が、「つつく」等の意味の動詞「せせる」から来ているそうです。この辺では「いちもんじせせり」を「ごまちょう」と呼んでます。
私は、子供の頃「蛾チョウ」と言ってました(^^;)
蔵六さんが、言うにはトンボを取る時によく使う茶色の小さい蝶だということです。
この「いちもんじせせり」が小さい、狭い所の蜜を吸うために ストローを突き刺しているのが、つついている様に見え「せせる」、「せせり」となったんでしょうね。という事です。
使用例は、「母猫から 赤ちゃんが、せせくり合あって 乳を飲んでいる!」ですね。
意味は、「母猫から 赤ちゃんが、つつき合あって 乳を飲んでいる!」です。
Facebookのお友達の秋本 せい子さんが、検索で調べられた結果辞書に書かれていたそうで(つつく、つついて中身をほり出す)という事だったそうです。
『富士の山を蟻がせせる』という諺があるようです
『プロ野球チームと草野球チームの対戦なんて、富士の山を蟻がせせるようなもんだ』
という風に使う。と いうことでした。
私の「せせる」のイメージも 魚の身を箸でつっついて取るイメージがあります(^^)
今日の「宇和島の散歩道」は、宇和島の方言「せせる」のお話でした。
Facebookのお友達の楠本 笑子さんからのコメントです。
ごまちようは、正式名称じゃなかったんですね
トンボとりの話わかります(笑)
Facebookのお友達の増田松喜さんからのコメントです。
こちらでは敷地や畑、山の境界を徐々に取り込む事を「境をせせる」と言います。
Facebookのお友達のHideki Wansa Kajiwaraさんからのコメントです。
これは標準語だと思います。
「せせくる」というと方言かと。
ちなみにセセリチョウの仲間は四国内には15種類くらいいたと思います。
Facebookのお友達のスガ キヨタカさんからのコメントです。
ごまチョウをミシン糸で結んで飛ばしているとシオカラトンボ!ムギワラトンボが採れましたよ!